人生というのは、綺麗で前向きな部分だけではないですよね。
その反対側があり、ときとしてその体験が誰かの救いになることがあります。
デコレーションしない本音で語る
今回は、救われた側としての体験談です。
書籍やブログなどで、さまざまな人の体験談や自伝を読みます。
それこそ、歴史上の人物から、現在活躍されている方まで。
最近、自分の気持ちが救われ、やる気がわいた文章に出会いました。
そこには、ネガティブな感情がストレートに書いてありました。
その感情が、自分が抱いているものとぴたりと重なりました。
ありきたりな言い方になりますが、同じ気持ちになった人がいるんだ、
というのがまず大きな救いでした。
本音を隠さず、綺麗な部分だけ出してかっこつけることもなく、
いい意味で生々しい体験談でした。
ネガティブな話も、綺麗にまとめようと思えばまとめられます。
そういった見栄えの良いデコレーションはせず、ストレートでした。
だからこそ、ぐっと来たのだと思いました。
何かを語り、書く時、良いことも悪いことも変に”盛らない”リアルさ、
が大事だということも学びました。
本音と向き合うから解決の糸口が見える
その文章を書いた方は、そのネガティブになっていたところからは
すでに脱して、新しい道を拓いていっています。
これは想像なのですが、ネガティブの真っただ中にいた当時も、
ストレートに書いていた文章のように、自分に対して嘘をつかず
向き合ったから、解決をしていけたのではないかと思いました。
大げさにしたり、悲劇のヒロインになるのではなく、
ネガティブだけれど、客観的に、大きくも小さくもせず、
状況を受け止める。そう感じた自分を認める。
そして、行動に繋げる。
解決して前に進みたいのならば、自分の状況、状態を、
怖がらず向き合うことがスタートなのだと思います。
向き合って解決策を考えるのが怖いと、
本当は10段階で5のピンチも、8,9まで大げさにして、
向き合わない選択を無意識にすることがあります。
そういった逃げをせず、、5は5として受け止める。
それが、とても潔い姿に写りました。
リアルな話は誰かを勇気づける
あらためて、自分と同じような体験をした先人の話
というのは、希望になるなと感じました。
余計な脚色をせず本音でリアルに語ることで、
同じ道を歩く人の道を照らしてくれます。
具体的であるほど面白く、勇気づけられます。
もちろん、ネガティブ期からどう脱していったかという
『その後』の話も、大事です。
私も、いつか出会う誰かのために、
本音の話をしていけるようにしたいです。
【編集後記】
引き続き、本日も法人決算。
並行して、ご相談いただいた事業承継についての調べもの。