ストレスは解消したくない(土俵をおりるススメ)

ストレス解消 ストレスのない生き方 メンタル
ガーナ”華やぐシチリアレモン”。美味しくいただきました!

甘いものが無性に食べたくなって、チョコレートに手を伸ばす。
とてもわかりやすい、ストレスを感じたサインでした。
(シチリアレモンのチョコ、美味しかったです。次は穏やかな気持ちで味わいたい)

ストレスを解消しなくてよい生活が理想

ストレスを何かで解消したり、いっときごまかしたりする生活より、
そもそもストレスを感じない生活が良いですよね。
これには満場一致で賛成していただけると思います。
が、それはありえない理想郷なのでしょうか。

適度なストレス、良いストレスもあるんですよ。
とよく言われます。
確かに、自分が成長できたり、パフォーマンスが上がる負荷は
あるかと思います。しかし私は天邪鬼なので
(ストレスはストレスだいっ!)と言いたくなってしまう。
ですので、自分の中では良い負荷には別の言葉をあてがいたい。
ダンベルとか、バーベルとか。

話は横道にそれますが、私は、使いたくない言葉を他の言葉に置き換える
ことがあります。
「繁忙期」「忙しい」も使いたくない。心は亡くしたくないからです。
実質忙しくても、「忙しいんです(心亡くしているんです)」と言いたくない。
なので、「いやーいま確定申告の千本ノックを受けていて」とか言うのです。
まあ、しょうもない遊びです。
遊びだけど、言霊というか、言葉が自分を作る・何かを引き寄せることって
あるかなと本気で思っているので。

閑話休題。
心身に悪い影響を及ぼす方のストレスはないほうが良い。
美味しい食事・おやつ、運動、お風呂やサウナ、など、解消法は人それぞれ。
しかし、好きなことや美味しいものは、マイナスをゼロに近づける(ストレス解消)
のための手段として使うより、プラスをさらにプラスにするために使いたい。

そのためには、どうしたらいいのか。私の場合。

横綱、大関、関脇、小結。それぞれの対し方

①ストレスを作らない
②ストレスから逃げる(正面から受けず、回避・無視)

まず最強は、
①ストレスとなることをしない、場所に行かない、人と関わらない。

全てのストレスをこれで解決できればいいけれど、そうもいかないこともある。
自分にとってストレスになることに番付があるとして、考えた。
横綱級のストレスは、最優先で①で解決したい。
横綱をスルーすることも難しいので、がらっと環境を変えて関わらないように
してしまうのが良い。横綱とは勝負しない、正面から当たっても、砕けるだけ。

そして、大関、関脇クラスはどうか。
もちろん、横綱と同じく①でおさらばできればベストだが……。
別の方法はあるだろうか。思い付いたのが、転換法。
この対処法は上級編になるかもしれないけれど、
ストレスにしていることを、ストレスでないものに転嫁する。
(発想の転換だったり、取り組み方だったりで、別物にできることもある、
かもしれない)

小結、前頭はどうか。
これは、スルーする力を身に着けるか。
身の回りにちょいちょいとあらわれる敵を、ひらりとかわす。
猫だましでも良い。

最初に書いたように、ストレスを一切無縁で生きるのは難しく、
ひとつ解消しても、また新たなストレスの種は生まれると思うので、
いろいろなパターンの取り組みを覚えておきたい。

とはいえ、転嫁する、スルーするのはベターな手にすぎないので、
やはり相手が大物であろうと小物であろうと、最強の戦い方は、
ストレスになるもののない生活を作ることには違いない。
理想郷だとしても、まずはそれを考えてみる。
ストレスではなくて、快を感じられるダンベルやバーベルを生活に取り入れる。

2次災害(2次ストレス)

ストレスにどう対処するか、について考えてみたけれど、
もうひとつ、大きな問題があることに気づいた。

ストレスから逃げてはいけないと感じるストレス。
ストレスを感じていることを恥ずかしいと思うストレス。
ストレスの二次災害。

ある人は、いないだろうか。私はある。

回避しろ、逃げろ、スルーすべし!
と書くことは簡単なのに、いざそう行動できるか。
そこで働くのが、変なプライド。いらぬプライド。見栄。

このくらいで弱音を吐いたら、みっともない。
社会人たるもの、こういうことはみな経験しているはず(逃げていないはず)。
自分を応援してくれる人が、がっかりするんじゃないか。
誰かに(誰かわからないけど)後ろ指さされるような怖さ。

言葉にすると、そんな馬鹿な、と思うのですが。
特に、自分の味方である人から、どう思われるか、落胆させないか、
を気にしてしまいます。
よくよく考えると、自分の大切な人が強いストレスを感じていたら、
がっかりなんかしないとわかるのに、です。
もしがっがりする人がいたら、それは味方ではないですよね。

とにかく、このように
「ストレス本体」+「ストレスを感じていることのストレス」
という二重のストレスになってくるわけです。
1次ストレスはともかく、2次は本当に余計です。

こうして書いてみると、客観的に自分の思考回路がよくわかります。
今日もまた、解決のない話でしたが、自分のアホさが見えて、面白かったです。
己のあほさを知りて、一歩目。

私が相対している横綱。
すべきことは、この「土俵」を下りる、ということでしょう。
不戦敗でいいから。

【編集後記】
家族と朝食後に10分の雑談会をしました。
雑談が気持ちよくできると、自分のコンディションが良いなと思います。
反対に、雑談がコンディションを上げてくれることもあります。
仕事では、農業事業関係の経理処理について問合せがありました。
今度、ぜひ農園を見に行きたいなと思っています。

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