心細さは決断の証

心細さを大切に 決断すること 生き方
一人、空を見上げる。

何かを決断するということは、別の可能性を断つこと。
心細くても、独りぼっちを感じても、それは決断した証かなと思います。

決めなければ痛みはない

食事処のメニューから1品を選ぶのも、
友人へのプレゼントを選ぶのも、
Amazonで必要な備品を買うのにも、
とにかく決断に時間がかかります。

ネットで選ぶ時なんか、比較しているうちに疲れて買うまでに
至らないことも。それは本当は必要なかったのか、購入する
メリットを逃してしまったのか、わかりませんが。

迷っているうちが花、ではないですが、
ある意味結果を保留にして、あれがいいか、これがいいかと
迷っているうちは「失敗」もないので、痛みがないです。

ショッピングであれば、
「迷ったけど買わなかった。でも迷うことが楽しいよね」でもOKですが、
人生における決断の場面では、OKではありません。

悩み中という安全地帯

決断しないと、決断により受けるかもしれない痛みを避けられる代わりに、
得られるものはないですよね。

迷って、悩んでいる間は、痛みがない安全地帯。
「あの人は悩むのが趣味」なんて揶揄されますが、あながち否定できないです。
悩みを解決してしまう怖さって、あります。

解決するというのは、悩みの原因に対してなにかしらの決断が必要だからです。
決断して、実行することが必要だからです。
決断実行せず、現状維持、流れるプールに身を任せていたら、軋轢も痛みもない
けれど、何も変わらない。

決断するというのは、現状を変えることで、逆流すること(あるいはプールからあがる)。
どこか、今とは違う場所に自分が進んでいきます。
体力も気力もいるし、痛いこともあるけれど、それを選ぶかどうか。

心細く感じたら、それは決断した証

慣れ親しんだ場所は、心細くはないです。
退屈や、多少の不満や、つきない悩みはあっても。
私は心細さや不安を避けて、「悩みがある安全地帯」に安住しようとしがち。
でも、そこに居続けるほどにほらほらとした大きな虚しさの穴にはまって
いきます。
喜んで、心細さを味わいにいきます。
大事なのは正しい決断をしたかどうかではなく、決断をしたこと。
心細くなったら、ちゃんと決断したことを自分の小さな成功体験としたいです。
もちろん、決断しっぱなしではなく、その道をどう歩くかが次の課題です。
でも、心細い、なんだか孤独だな、と感じることは、悪くないこと。

心細くても、仲間がいないわけではないので。

【編集後記】
5月決算の1件の目途が立ちました。
これから比較資料や、決算書類を作成。
1件ずつ、着実に。

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