直感というと、論理的ではないという意味に思えますが、
(実際に辞書にもそのような説明がある)
実はしっかりと論理があるのではないか、というお話。
考えて決断してきた経験値=直感
根拠がない。論理的ではない。
感覚により判断すること。
と言われる直感(直感的)という言葉。
辞書の解説はさておき、
ただの当てずっぽうと直感は違います。
直感の背後には、根拠があるように思います。
直感で決めた当人も、
ひらめいた!ぴんときた!
というかもしれませんが、
長々と思考しないだけで、根拠をもって決めているのでは
ないでしょうか。
つまり、自分で根拠をもって論理的に考えて
答えを出してきた経験値が、直感を磨く、と。
自分が優柔不断で、あまり直感的に決められないタイプ
なので、ますますそう思います。
直感力は鍛えるもの
直感で判断することは、誰にでもできることではありません。
さきほどの当てずっぽうはできますが、
磨いた直感は、一朝一夕ではできません。
経験値は、自分で考え実行して、その結果を検証する。
痛い失敗も、成功も、実をもって体験する。
意識的に決断を早めていく。
その中で、一見すると根拠なく、脊髄反射のように
決めているようにみえる、根拠ある直感が磨かれるのだと
思います。
楽観と直感
心配性で、悲観主義だと、直感的な判断が難しいです。
直感を信じられないというか。
そういう意味で、根拠ある直観力を磨くためには、
楽観的であることも必要かなと思います。
楽観的な人は、良くない結果をありのまま受け止められます。
現実逃避ではなくて、ありのままの失敗を認められる。
そしてそこからまた次のステップに進む。
悲観的だと、現実逃避に走ります……
考えて、根拠をもって(決め打ちでも)決める。
そしてそのサイクルを早めて、直感力を磨いていきます。
【編集後記】
新しい本を6冊入手。
本が手元に届くだけで、自分のひそかな楽しみが増えたようで
ひとりニコニコ(にやにや?)してしまいます。
別に読書は”ひそかに”しなくても良いのですが、何となく。