カラスと一緒に帰る勇気

働き方を変える 残業しない 仕事と私
ゆうやけこやけの時間帯。家路につこう。

『ゆうやけこやけ』の歌詞は、子どもだけでなく、働く人こそ実行したいもの。
日が暮れたら、カラスと一緒に帰りましょう。

ゆうやけこやけからが本番?!

定時が過ぎて、電話が鳴らない、上司も帰宅。
そこからが集中できるゴールデンタイム。
私は、この『定時後からが本番』という悪習慣がついている。
日中の時間でその日のタスクが終わらず、ずるずると残業。
しかも、人がいなくなる時間になるとほっとして、集中する。
いまどきの流れからは逆行する、セルフブラック(自ら進んでブラックな
働き方を選択している)状態です。

そこからの脱却に、いかにして取り組むか。

まだ解決していない問題なので、「こうして解決しました」という答えを
ここに提示することはできません。
自分の課題としてここに提起し、その進捗を報告しようと考えています。
(ブログを使った宣言効果に期待)

とくに斬新な提案をするわけでもなく、割と一般的な話になります。
一般的だから実行できるかというと、そうでもないのですよね……

そもそも、なぜ日中に集中して、効率よく仕事ができないのか。
仕事が終わらないのか。

①環境、状況の要因として、
・電話の問合せが多い(手が止まる、仕事が止まる、集中が切れる)
・アポなしの来所相談もある
・仕事が俗人化しているがゆえに、従業員ごとの仕事量がブラックボックス化、
仕事を分担・共有できない、担当を変えづらい
・社内の連携不足で確認が重複するなどして無駄な時間が発生している
・納期が曖昧な業務が多い。結果、〆切効果が働かない。
(+いつまでも完了していない業務を複数抱えて、気が散る)

②個人的な要因(メンタル、性格、健康状態)として
・2つ3つ、気がかりな仕事を抱えてしまい、結果マルチタスク状態
・断れない性格(ユアペースになりがち。割り込み仕事ウェルカム状態で、
計画が計画にならない)
・人に仕事を投げない。できます、やります、で引き受けてしまう
・”あ、いま声をかけられないな”という気迫と集中力で仕事ができていないから、
気軽に声をかけられてしまう(集中しないことによる悪循環)
・なくしものが多い(探している余計な時間が……)
・慢性的な睡眠不足

まだまだ書けそうですが、この辺で。
何から手を付けていきましょうか。

引き受けない×3

環境の要因の方は、そもそもの社内の業務システム・フローが原因なので、
そこを改革するのはなかなか難しいです。
もちろん、この事務所を私が改革する、という気概を持ち、実行できれば
自分だけでなく社内全体にプラスになります。

私の場合は、改革にチャレンジして、挫折したという苦い経験が……
まあ、私は性格的にも、能力的にも、強力なリーダーシップをとってみんなを引っ張る、
会社を改革をするということは無理だとよーくわかっているので、それは諦めています。

では個人的要因はどうか。
こちらも、変えるのは簡単ではありませんが、着手すべきはこっちかなと思います。

優先順位としては、
・睡眠不足の解消
・引き受けない
この2つを同時並行で進める。
仕事がどうこうではなく、そもそも睡眠不足は百害あって一利なしですので。
睡眠不足単体での解決はもちろんできないので、次が大事。

引き受けない。引き受けない。引き受けない。

3回繰り返すほどに、自分がすべきことはここかなと。
できます!やります!のウェルカム状態の私。断ることの罪悪感があります。
働き始めたときの、なんでも引き受けて覚えよう、成長に繋げよう、という思いと、
雇ってくれたことへの恩義みたいなものが、なんでも引き受けることにつながり、
その習慣(もはや生き方というか)が辞められなくなっているなと思います。

・周りが声をかけにくい気迫と集中力
これも大事かな。
でも気迫、という目に見えないものを出す努力よりは、
〇時~〇時までは電話取り次がないでください、ということを言えるように
したほうが良いのかも。毎日は無理でしょうが、ここぞというときは。
実行してOKしてもらえるかはわかりませんが。

これはよく言われる方法ですが、先に予定を入れてしまう、は有効ですよね。
遊び、旅行。仕事以外で、大切な予定を先にいれる。
遊び上手は仕事上手。

個人的要因を変えるには、
誰にでも良い顔をしたがる「いい人」を辞める勇気が必要です。
私の場合、もうだいぶ前からそれがわかっているのですが。

誰に向かって『美人』でありたいのか

八方美人ではなく、本当に大切な人、物ごとに向かって、美人になる。

残業が習慣化してしまうとか、仕事を抱えてしまう癖を脱却するには、
これが一番必要だと思います。
特殊能力があって、本当に八方、あるいは百方に向かって美人になれるなら
よいのですが。少なくとも私にはできません。

できないのに、あっちこちにいい顔をしようとして、
結果誰にとっても優しくない、自分も疲弊してしまう。
残りの人生それじゃあ悲しすぎます。
仕事という枠を超えて、人生改革として本気で取り組みたい。

・どんなお客さんを大切にしたいのか。
(今それを実行できなくても、自分の軸は育てていく)

・どんな業務、仕事を自分は重要視したいのか。
反対に、力をそれほど入れなくていい仕事はなにか。

・自分の時間、家族との時間、友人との時間、そのバランス。
いつ、誰と、どれだけの時間を過ごしたいのか。

・一番守らなくてはならない相手は誰か。

・自分の身体とメンタルが教えてくれるNOを無視しない
(自分に対してもちゃんと美人になる)

日々の仕事に忙殺されず、こういったことを考えて、自分の生きる指針として
作っていきたい。
ブログが、流れを変えるきっかけになるよう、都度報告していきます。
まずは、睡眠不足解消と、引き受けない、を実行していきます。
カラスと一緒に帰るのが日常になるように。

【編集後記】
「4月1日をウソをつくエイプリルフールから、大風呂敷を広げて
夢を語る日にしよう」
というエイプリルドリームという取り組みがあることを知りました。
素敵な取り組みですね。
私も日頃「嘘はつかないが、大ぼら吹きになる」と豪語しているので。

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