本日2024年3月21日は、ブログの誕生日です。
自分のブログが生まれたこの日を、自分で祝っております。
ブログにいかに自分を育ててもらうか、考えてみました。
嬉しい読者ゼロ。だから小さく生めたブログ
小さく生んで大きく育てる。
ビジネスの考え方でもよくつかわれる表現です。
ひるがえって私自身はというと、壮大な計画の下、
難産になってしまうことばかりです。
いや、難産でも生まれればまだよくて、
決断(生む)を先延ばしにしたあげくフェイドアウト、なんてこともしばしば……。
このブログも、難産の道に入りそうなところを、
えいやと初回の執筆に踏み切りました。
ページのデザインもプロフィールも、生まれたてほやほや。
ほとんど裸。シンプルこの上ない状態です。
もう少しページの見栄えを良くしてから。
ブログの目的を明確に定めてから。
テーマやネタのストックができてから。
云々。
生まない理由は百でも並べられます。
なにも完成度の高いものを最初から出したいわけではないのですが、
未完成なら未完成なりに、格好つけたいというか。
見栄えのよい未完成を求めてしまうのです。
ずっこけるにしても、見栄えの良いずっこけかたがあると思いませんか?
しかし。
まだ読者のいないこのブログ。誰に向けて格好をつけたいのか?
確かに。
生身の私の行動であれば、何をするにも家族や友人や、職場の人など、
一応誰かしらの目がある。
(気にするほど誰も見ていないよ、という突っ込みは承知しています)
ところがこのブログは幸運にも、読者ゼロスタートなのです。
これはえいやと生んでしまってもいいではないか、という気持ちになったのです。
ということで、まずは、本日めでたく産声をあげるにいたりました。
『小さく生む力』が毎日鍛えられるブログ
このブログは、毎日更新をします。
つまり毎日1記事を生むということ。書いて生む=公開をするわけです。
これは、どう考えても小さく生む力が鍛えられるはずです。
ブログの記事は、生んで育てる、とは少し違います。
後々、記事をリライトすることはあるとしても、
生んだ後に時間をかけて育てるのではなく、
毎日の”完成品”として記事をアップするのです。
だから、小さく生む力に加えて、
8割(ときには6割7割)でも完成品として仕上げる力
もつきそうです。
ブログの完成品のレベルがどこにあるか、その評価は難しいところですが、
ここでまた完成品とは?と考えだすと難産ルートに入りそうなので、
まずはテーマに沿って書き上げ、時間内に公開できたら
それは『完成品』とみなすとことからはじめます。
ブログが育ててくれる私の人格
私は演劇が好きです。何者かの役を演じることが、好きです。
表現をすることで、自分の人格を作ってきたことは確かです。
いまも作っている途上です(終わりはない)。
演じることについて。
・どんな役を演じても、いまの自分の人としての幅や深み以上のものは出せない。
・役を演じることで、それが自分の地になる。
演技には、この一見相反する二つの要素があります。
私にとっては、どちらも正解です。
演じ続けて、自分の幅や深みを広げていく。
広げた自分でよりよい演技ができる。
その繰り返しです。
下手でも、様にならなくても、なりきって演じてみる。演じ続ける。
悪役も、主人公も、スパイス的なチョイ役も。
理想とするキャラクターも、理想の真逆のキャラクターも。
練習で何度もセリフを口にして、舞台の上で動き演じていくと、
自分の殻を破り新しい自分に出会うことができます。
フィクションだけれど、本番の幕が下りた後でも、
自分の中には本物の感情や考え方として残ります。
ブログは文字を使った表現なので、
ブログもまた、私という人間を作ってくれるものとなるはずです。
とはいえ、まさか別の人格になって体験もしていないことを
ブログに書くわけにはいきません。小説ではないので。
嘘は書けませんが、演劇と同じように、『今の自分』と『作っていく自分』を
らせん階段のように繰り返す、いい循環を作れることは可能ではないでしょうか。
・自分が日々感じることに向き合って書くことで、現在地がはっきりする。
(=ブログを書く日常が、小さな心の機微を見逃さず、好き・嫌い、快・不快、
といった自分の軸が見えてくる)
・自分の価値観や理想を深く掘り下げ、判断基準、行動指針にしていく。
(=抽象的な思いを、仕事や日々の生活に落とし込む)
・理想や目標となる行動を書くために、行動に移す。
(=書くために行動してみる、という理由ができるので、一歩目のハードルが下がる)
初回から、壮大なことを書いてしまった。
大丈夫。おいおい壮大だよ、と突っ込んでいるのは、今のところ私一人だから。
内側にはブログへの熱い思いを秘めつつ、
淡々と、一日一記事更新していく日々を積み重ねていきます。
【編集後記】
朝起きたら雪景色でした。
タイヤ交換をまだしていなくてよかった。
おしごとは、相続案件を主に進めています。