インプットは得意だがアウトプットは苦手。
自分は、準備・勉強・修行という言い訳のもと、行動に移せないことがしばしばあります。
そんな私が行動したきっかけはなんだったかな、と考えてみました。
自己を低く評価するという盾
アウトプットや、行動に移せない原因として、自己評価の低さがあります。
自分は未熟である、勉強や準備が必要だと。
その自己評価の低さの原因は、自分を守る気持ちから来ていると思います。
謙虚に、自分はまだまだです、という盾があれば行動しない理由にできます。
きちんと自己分析しているわけではなく、とにかく低く見ておくと安心なのです。
その守る盾がないと、どう困るのか?
税理士の仕事で言えば、お客様に迷惑をかけるというところでしょうか。
失敗や迷惑をかけることが怖い、安全なところにいたい、という守りの気持ちが動けない言い訳としての自己評価を低くするという盾につながっています。
自己評価の低さが合っているのかどうかは、重要ではないと思います。
自分の場合は、とにかく自己評価を低く見積もって安心したい(安全なところにいたい)だけなので。
私の場合は、その時点の実力が自己評価通りだったとしても、行動しない理由にはならないかなと。
盾がないと本当に困るのか?
これまでの税理士業務でも、ヒヤッとしたこともあるし、即答できなくて後から調べてご説明したりしたことは何度もあります。
しかし、多大な損害を与えるというところまで至ったことはありません。もちろん、そこまでいかなかったのは、上司や同僚にカバーしてもらったからということもあります。
自分ひとりの力で乗り越えたわけではないにしろ、寸でのところで気づいて冷や汗をかいたり、その都度調べたり学びながらお客様にサービスを提供してきました。
未熟な部分は動きながら(仕事を受けながら)、つまりインプットしながらアウトプットしていた感じです。
だから、未熟だからというのは、必ずしも動かない理由にはならないのだと、経験上わかっています。
もちろん、税理士業務の中でもかなり専門的であったり、自分の守備範囲からかけ離れていてできないこともありますが。
仕事以外でも、挑戦してみて、痛い思いをして学んだことも多々あります。
それでは本題で、どうしたらアウトプット、実行、行動に移せるのか?
きっかけはいらない
準備を一生でもしたがる自分からすると、アウトプットするためのきっかけを欲しがるんです。
で、そのきっかけがないから、動かないという悪循環。
それらしい、理由がないと動かない。そうすると、やっぱり先延ばし先延ばしになります。
これまでの経験をまたまた振り返ると、行動をしたときは、案外きっかけらしいきっかけってなかったなと思いました。
さらに分析してみると、動いた理由は、”悩むのに飽きた”からだったなと思います。
あれこれ自己分析したり結果を予測するのに疲れてきて、面倒くさくなった時というか。
つまり、もう悩むのはいいかと思うまで悩んでしまうことが行動の”きっかけ”と言えなくもないです。
これは、最近気づいたことです。
だから、なるべく迅速に濃密に悩ませ考えて”えいや”と動いてしまうタイミングを早めることにしました。
よくやらない後悔より、やった後悔の方がいいとも言いますが、これは自分にとっては100%そうだとうなずけないです。
だから、これだけ考えて考えて、やめようという答えに至らないなら、やって後悔してもいいだろう、という回りくどい考え方になっております。
たぶん、自分は性格上『思いついたら即行動!』とまで潔く割り切れないので、悩む時間をなるべく短くしようと、心がけるようにしています。
濃密に、短時間で悩んで考えて、動くなら動こうかなと。
動き出しはえいやと大胆に。
動き出したら、立ち止まらないけれど急ぎすぎず、丁寧に慎重に。
調子に乗らず……。
自分の性格や性向を根本からは直せませんが、使いこなすようにしていきます。
【編集後記】
最高気温2度、最低気温がマイナス7度となっています。
昨日は風も強くてなかなかの寒さ。
私の住むあたりでは、夜暖房のついていない室内に食べ物を出しておくと
凍ってしまうので、凍らせないために冷蔵庫に入れています。
以下、ジョギング記録。
2月3日
筋トレ((腕立て伏せ10回、プランク1分、三点倒立1分)
ジョギング4.09キロ(30分)
2月4日
筋トレなし
ジョギング2.47キロ(16分)
2月6日
ジョギングなし
体幹トレーニング(25分)
サーキットトレーニング(20分)